マインクラフトをプレイしていて、「giveコマンドって何?」「giveコマンドでできることは?」と思ったことはありませんか?
そんなあなたのために、この記事ではマイクラ統合版の「/give」コマンドをゼロから完全マスターできるように丁寧に解説します。
さらに、中級者でも知らないコンポーネントについても分かりやすく解説します。
これからマイクラで自由にアイテムを出し、効率的に遊びたい方は、ぜひ最後まで読んでください!
マイクラ統合版の「give」コマンドとは?
マインクラフトをプレイしていて、「アイテムを自由に出せたらいいのに!」と思ったことはありませんか?
そんなときに使えるのが、「/give」コマンドです。
giveコマンドでできること
「give」コマンドは、マイクラでアイテムを自由に出すための基本コマンドです。
サバイバルでもクリエイティブでも使えて、ブロックや武器、防具などを好きな個数だけ出すことができます。
初心者でも使い方を覚えれば、建築の効率化や検証作業、遊びの幅が一気に広がります。
統合版とJava版の違いに注意!
統合版(Switch・スマホ・PSなど)とJava版では、コマンドの書き方が少し違います。
特に「アイテムID」や「データタグ」の扱い方が異なるので、Java版の情報をそのまま使うとエラーになることも。
この記事では統合版専用の書き方でわかりやすく解説します。
この記事では以下の端末に対応しています👇
✅ Nintendo Switch / Nintendo Switch 2
✅ スマホ(iOS / Android)
✅ PS4 / PS5
✅ Windows 10 / 11
giveコマンドの基本構文を覚えよう
コマンドの書き方と開き方
まずはコマンドを書くチャット画面にする方法を教えます!
コントローラーを使っている方は、矢印キーの右ボタンを押すことでチャット画面を開くことができます。

キーボードを使っている方は、スラッシュキー(/)を押すことでチャット画面を開くことができます。
基本構文と実際の入力例
/give <プレイヤー> <アイテム名> [個数] [データ値][コンポーネント]
:渡す相手(例:@p、@a、プレイヤー名など)
:出したいアイテムのID(例:diamond、stoneなど)
:出したいアイテムの個数(指定しないと1個になる)
:特殊なアイテムのgive(例:木材の種類、耐久値など)
:細かい条件を指定
/give @p diamond 1
このコマンドを入力すると、一番近いプレイヤーにダイヤモンド1個を渡します。
プレイヤー指定の方法
- @a:すべてのプレイヤー
- @e:すべてのエンティティ
- @n:最も近いエンティティ
- @p:最も近いプレイヤー
- @r:ランダムなプレイヤー
- @s:自分自身
- プレイヤー名
エンティティの種類と意味
アイテムIDを調べるコツと使い方
アイテム名の正式IDを確認する方法
間違えたIDを入力するとエラーになります。
正確なIDは、で検索すると確認することができます。
例:
- ダイヤモンド →
diamond - 石 →
stone - 鉄の剣 →
iron_sword
よく使うアイテムID一覧(初心者向け)
| アイテムの名前 | アイテムのID |
|---|---|
| ダイヤモンド | diamond |
| ダイヤの剣 | diamond_sword |
| エメラルド | emerald |
| 鉄ブロック | iron_block |
| ガラス | glass |
| コマンドブロック | command_block |
| オークの板材 | oak_planks |
| オークの原木 | oak_log |
| 鉄の斧 | iron_axe |
覚えておくと便利なものばかりです!
データ値の活用法
種類を変更する方法
オークの原木やオークの板材、白色の羊毛などベーシックなものにデータ値は使うことができます。
例えば、オークの原木のデータ値を1にするとトウヒの原木、オークの原木のデータ値を2にするとシラカバの原木を入手することができます。
例:(トウヒの原木入手するコマンド)
/give @p oak_log 1 1
耐久値を変更する方法
剣や防具、盾などの耐久力があるものにもデータ値は使うことができます。
例えば、ダイヤの剣のデータ値を1にすると耐久力が1減ったダイヤの剣、ダイヤの剣のデータ値を2にすると耐久力が2減ったダイヤの剣を入手することができます。
また、データ値を10000などの大きい数字にすることで耐久力が残り1の道具を入手することもできます。
例:(耐久力が残り1のダイヤの剣を入手するコマンド)
/give @p diamond_sword 1 10000

【応用編】コンポーネントについて
コンポーネントとは?
コンポーネントとはgiveするアイテムに細かい条件を設定する方法です。
配布ワールドを作るときなどに大活躍します!
コンポーネントには全部で4つの種類があります。
- can_place_on
- can_destroy
- item_lock
- keep_on_death
それぞれ詳しく解説していきます。
can_place_onの使い方
このコンポーネントはアドベンチャーモードの場合のみ有効です。

このコンポーネントをつけたブロックはアドベンチャーモードで指定したブロックに設置することができるようになります。
例:(オークの原木に置くことができるオークの板材を入手するコマンド)
/give @p oak_planks 1 0 {"can_place_on":{"blocks":["oak_log"]}}



can_destroyの使い方
このコンポーネントはアドベンチャーモードの場合のみ有効です。

このコンポーネントをつけたアイテムはアドベンチャーモードで指定したブロックを破壊することができるようになります。
例:(オークの原木を壊すことができる鉄の斧を入手するコマンド)
/give @p iron_axe 1 0 {"can_destroy":{"blocks":["oak_log"]}}



keep_on_deathの使い方
このコンポーネントをつけたアイテムは死んでしまってもドロップしないようになります。
例:(死んでしまってもドロップしないダイヤモンドを入手するコマンド)
/give @p diamond 1 0 {"keep_on_death":{}}


↑↑コンポーネントをつけていない場合
↓↓コンポーネントをつけている場合


ititem_lockの使い方
このコンポーネントは二種類あります。
lock_in_inventoryの場合、ドロップ・削除・クラフトでの使用ができなくなります。
例:(ドロップ・削除・クラフトでの使用ができないオークの原木を入手するコマンド)
/give @p oak_log 1 0 {"item_lock":{"mode":"lock_in_inventory"}}

lock_in_slotの場合、移動・ドロップ・削除・クラフトでの使用ができなくなります。
例:(移動・ドロップ・削除・クラフトでの使用ができないオークの原木を入手するコマンド)
/give @p oak_log 1 0 {"item_lock":{"mode":"lock_in_slot"}}

コンポーネントの組み合わせ例
コンポーネントは組み合わせることができます。
例えばkeep_on_deathとitem_lockを組み合わせることで死んでしまってもドロップせず、移動・ドロップ・削除・クラフトでの使用をできなくすることができます。
組み合わせるときはカッコ{}がくっつくところをコンマ(,)に変えるようにしましょう。
例:(死んでしまってもドロップせず、移動・ドロップ・削除・クラフトでの使用ができないオークの原木を入手するコマンド)
/give @p oak_log 1 0 {"item_lock":{"mode":"lock_in_slot"},"keep_on_death":{}}

よくある失敗とその解決方法
コマンドが反応しないときの原因
- チートがオンになっていない


- スラッシュ(/)を入れ忘れている
- スラッシュがバックスラッシュになっている
- プレイヤー指定が間違っている
- 統合版で使えない構文を入力している
アイテムIDが間違っている場合のチェックポイント
- 英単語のスペルミス(例:
diamondoなど) - Java版のIDを使っている
- 最新バージョンでIDが変わっている
マイクラの予測変換機能を使ってゆっくり確認しましょう!
まとめ:これで/giveコマンドは完璧!
自分だけのアイテムを自由に出せるようになろう
これで「/give」コマンドの基本から応用まで完全マスターです!
もう素材集めや検証で困ることはありません。
次に学ぶべきコマンド(/summon・/effectなど)
次のステップとしておすすめなのが:
/summon:好きなモブを呼び出す/effect:プレイヤーに効果を付与する
この2つを組み合わせると、カスタム武器やミニゲーム制作にも挑戦できます!




コメント